山の音 (1954)

川端康成が戦後最初に発表した小説を成瀬巳喜男が映画化。鎌倉のとある中流家庭を舞台に、老境に入った男が、同居する若く美しい息子の嫁に抱く複雑な感情を描いている。世界的に高い評価を得ている名匠・成瀬巳喜男監督が文豪・川端康成の小説を映画化。

監督:成瀬巳喜男
出演:原節子、山村聡、上原謙、長岡輝子、杉葉子、中北千枝子、金子信雄、丹阿弥谷津子

山の音 (1954)のストーリー

子供のいない息子夫婦と同居する信吾(山村聡)。息子の修一(上原謙)は、妻の菊子(原節子)に何かと冷たくあたり、外に女をつくってしまう。そんな仕打ちに愚痴もこぼさず、ひたすら耐える彼女を、信吾は不憫に思い、いろいろと気遣うようになる。

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